乳ラーメン

2004/03/22

うちみたいに少しマイナーなHPにもなると何かと色んな検索エンジンからの来客が数を占めてくれるのだが、今日久しぶりにドキドキするような検索語句を発見してしまった。


「下着の女 写真」


これは大事件だ。もしかしたらこのHP始まって以来の大事件かもしれない。

あのですね、確かに昔からこういったエロまがいな検索語句でヒットしてやってきてくれる来客も少なくは無いのである。過去日記にも出てきたが、「肉 便器」やら「ロリっ子」などなど、伏字を使うまでもないが夕方飯時のゴールデンタイムで放送するには実にふさわしくないような語句が数々ヒットしてくれわんさかエロを求める来客が終結してくれるのはもはやこのHPでは常識となりつつある。

だってほらやっぱりこのHPって高校生の時から運営してるじゃないですか。頭、右腕、左腕、心臓全てに流れている神経と血液がまさに下半身に集結してし、まだまだエロくそして青い青い高校生時代の青春の日記だって過去ログとして存在してる訳ですよ。だからね、もはやコアなファンの間だけで通用してしまうようなそんなエロ語句から、ストレート過ぎて公開ギリギリを走るようなそんな語句まで過去に書いたその語句全てが検索結果に響いてるといった次第よ。やるせないくらいにな。

けどな、未だかつて無いんだよ。こんなにまでスタンダードなエロ検索語句が出てきたのは。

「下着の女 写真」ってもはや見た瞬間から直球で検索者の意図が見える。グーグルなんかを開いて「さぁーって、まずは下着の女の写真でも探してみようかな♪」っとかいってまさに一発目から検索しかねないようなそういったスタンダードな語句で検索してきたのは今までに初めてだ。歴史に残る。

今までのエロい検索語句とは一味違う一発目という響き。例えるなら、「肉便器」。。。うむ、これではみつからない。「肉便 器」。。。。むむむ、これでもまだまだだな。「肉 便器」。。。。おお!なんとかなるかもしれん!!っといった具合に検索語句に様々なバリエーションを加えてやっとたどり着いた従来の検索内容とは違い、もはやグーグルのトップページを開いて次の瞬間には「下着の女 写真」っと打ってても全くおかしくないといったそんな語句だ。

持て余す。正直言ってこのような検索語句でヒットさせていただいてよろしいのかと。

有名なHPってのは検索エンジンのヒットの仕方にもその凄さがある。あまりにもありふれた名前のHPでも、検索エンジンにかければ一番上にそのHPが出てきてしまう。そこが有名で一流のHPの条件ってやつだとヒシヒシと感じるのですよ。まぁたしかにうちのHPだってグーグルなんかで「鰹節」で検索した時、いつになっても自分のHPが見つからないほど下にあったが、今ではなんとまぁ上から2番目に出てくるじゃありませんか。それだけでもまぁ満足なレベルなんですがね、「下着の女 写真」これはもはや衝撃だ。

でもって同時に察した。俺のHPがメジャーになれる日はそう遠く無いと。

そうそう、丁度下着の女が話題に出てきたので、少しばかり前にあった「下着の女」関連の事件なんかを語ってみようと思います。

世の中って言うのは固定観念って奴で満ち溢れてると思う。決まりってのに則ったものが多くて俺たち自身も多分その法則から抜け出せてないと思う。信号は青になれば渡れるし、赤になれば危険。そんなことを常識と思ってしまうことさえも固定観念ってやつだと思うのですよ。

けどね、そういったものに縛られることは良くないっていうことも知っておかないといけないと思ったね。信号が青だからといって渡っていいとは限らないことだってあるのですよ。まぁちょっとした例外なのかもしれないのですが、女性の下着の話。

女性の下着っといったらまず上にブラジャー、下にパンティーといった具合で二つのパーツが存在する。

多分成熟した女性なんかにもなるとこれがワンセットで普通ってやつですよね。片方が欠けるとあまりいい気分では無い筈ですよね。でもそんな世の中の型にはめられた下着の法則、これを美しくも斬新に打ち消した事件があったのですよ。

ある日俺が着る物が無く全裸で家の中をウロウロしていたら、いきなり突然無性にラーメンが食べたいという衝動に駆られたんですよ。

それはもう突然、脳みそに電撃が走るかのような勢いで凄い勢いでやってきたのですよ。あつあつのラーメンをすぐにでも食べたい。そう思い、俺はすぐさま着る物を必死になって探し、もはや人には見せれないような姿だったがそれでもまぁ颯爽とドアあけて外に飛び出したのですわ。

でな、いつでも暇そうな友達。こいつにすぐさま連絡。でもって速攻電車に乗って街に飛び出した。

まぁこの流れで行けばいつものように行き当たりばったりのラーメン屋であつあつのラーメンを頼むところなのだが、突然友人がこんな事を言い出したのですよ。「実は俺いい店知ってるんだ」と。この一言が事件の始まりだった。いつでも暇そうなタダの友人が玄人面して「実はいい店知ってるんだ」とかまさに穴場ラーメン屋を探り当てたような口調で言われるのは微ラーメンフリークな俺にとって鬱憤に触れる一歩手前といった次第だが、特にラーメン屋を指定していない俺にはそのラーメン屋に行かない理由など無い。ただ、少々時間がかかるというメリットを抱えていたのだが、よんどころな事情もなく急ぐ事も無い俺にとって決断を迫られて返事を返すまでにそう時間などいらなかった。返事はOK。

ただ一つ不安な事があった。そう、俺は店の中にニラキムチを置いてない店は嫌なのだ。塩コショウ醤油やら訳のわからない中華調味料の横に並ぶニラキムチ。これが無いとダメなのだ。いやたしかに普段の俺なら間違いなく何もかかっていない状態のプレーンなラーメンを美味しく頂けたところだろう。ただ、どうしてもついさっき全裸でラーメン食いたいだとかそんな事を脳裏によぎらせたあの瞬間から食いたいと思っていたのだ。ニラキムチの入ったラーメンが食いたいと。今や懐かしき牛丼屋の牛丼で七味を物凄い勢いで入れていた人ならこの切な思いを理解していただけるかもしれない。そう、あの感情に似た何かが、俺の心を支配してならないといった次第である。

でまぁ若干雨振りそうな曇り空の下、いつもの最寄のラーメン屋よりもちょっとばかり時間かけて行ったのですよ。それでもってやっとこさ店に到着。

店に入った瞬間、俺は察した。嗚呼この店にはニラキムチは置いていないっと。でもまぁどうやらこの店はキムチラーメンをウリにしているらしく、特製コテジャンやらなんか色々な薬味とか調合して特別美味しいらしく、すぐに俺はキムチラーメンを食べる事によって擬似ニラキムチを楽しむ決意をかためるのだった。そして次に俺は友を見た。店に入った瞬間、俺がニラキムチをしきりに気にしたのに対して、彼は店員のレベルを物凄い勢いで査定していた。そう、彼の目的はラーメンの味なんかではなく、チラリズムなTシャツのユニフォームがかろやかに目を癒す女アルバイト店員を目的に来ていたのだ。微ラーメンフリークの俺にとってここまで不純極まりない理由に腹を立てずにはいられない。

だがまぁ実際悪くも無い。確かに全員の下着の色を余裕で確認できるレベルのチラリズムなのだ。意識するつもり無くても変に意識してしまうようなそういったレベルのチラリズムなのだ。それでもって全員C以上はあるであろう並以上の巨乳を抱えてる為、友人にはそっちの味見がしたくてたまんないといった次第であろう。けどまぁ友人にどんな理由があろうが俺には関係ない。俺は純粋に、物凄くピュアな心を持ってしてラーメンを食べに来たのだ。とびっきりにキムチの効いたラーメンを。

焦らしに焦らし、注文からなかなか出てこないラーメン。よだれも出尽くしそうな時、やっとこさ待ちにまったラーメンが出てきた。

「お待ちどうさまでした!」そんな気合と共に女アルバイトがラーメンなんぞを届けてくるんですが、そこで俺は驚いた。凄い勢いで巨乳がその、なんというか、カウンターの上に載ったのですよ。モルモルンっとカウンターにその乳重を一斉に乗せたのですよ。これには驚いた。いくらラーメン食いたいって意欲があっても、こればかりには驚いた。なんかもうそれを作り出す為かのように設定されたカウンターの高さ、そして巨乳ぞろい。あきらかに計算されているといってもおかしくないくらいに乳が乗る乗る。

なんでこんな風営法に引っかかるレベルのラーメン屋につれて来るんだとそこで友人にキレそうになったのだが、今はラーメンが食べたい。純粋にラーメンが食べたい。そっちの気持ちが強くて、乳の件は後回し。とりあえず食べる事を優先することにしよう。

ズズズズズ。一口スープを飲んでみたのだが、うむこれは確かに旨い。口では玄人ぶってるが舌は素人以下という俺だが、まぁ乳なんかでごまかしているようなそんなスープではない。たしかにこれは旨いってそう思った。これでまずかったら間違いなく友人にラーメン代を全て出させるところだったが、このラーメンは間違いなくうまい。

で、しばらく俺はラーメンを食うという行為に没頭していたのだが、ここでとてつもなく恥らしい事件が起こった。

「お待ちどうさまでした。」そういって横の客に威勢良くラーメンを運ぶ女店員。そして乗る乳。しかしちらりと横目で確認すればなんとまぁノーブラ。

ここで驚いた。だってほらTシャツ一枚でしかもかなり激しく動き回るわ汗でTシャツぬれるわでけっこうめちゃめちゃな職場。そのあげく乳が乗る。

そんな職場で働いてるにもかかわらずノーブラ。ノーシークレット。そんなことが許されていいのだろうか。たしかにお洒落でTシャツを着こなす女性なんかでごく稀にノーブラというシチュエーションは確かに存在するらしいですが、ラーメン屋というここまでの戦場下にしてブラをはずすというその勇気に俺は心底驚きを隠せなかった。あきらかにその女性だけ浮いてるぞ。

でな、まず一言に言いたいのは、ここはラーメンを食う場所だ。若干殺伐とした空気をかもし出しつつ、決死の想いでに器の中を睨み続ける戦士たち。そんな奴らの戦場な訳ですよ。そこにな、ノーブラというセクシャルな物体がそこにあるのですよ。精進しきった戦士たちに、セクシャル。これであっていいのだろうか?っと、深い罪悪感と同時に、怒りもじゃっかん立ち込めた。

けれどもそこは俺のラーメン屋ではなくその女たちのラーメン屋。ケチをつけるのは何億年も早い。でもまぁラーメンを食うのと同じレベルで気になるノーブラ。気にしたくないが目に入るイタイイタイノーブラ。運動で揺れまくるノーブラ。

しかしまぁそのなんというか、ラーメンを食いながら深くノーブラについて考えていると、凄く神秘的な気持ちになれたのですよ。凄く生物学レベルなことまで考え出したといった次第。

ラーメン屋という戦場。そこで激しすぎる戦いの上、客の前という場所(最前線)で永遠と闘い続ける彼女たち。その状況下で、もしかしたらものすごくハングリーな野生本能か何かが出てきたのかもしれない。その本能が彼女をノーブラにしたのかもしれない。とか物凄く考えてた。で、黙って器の中眺めてた。

短い間だったが麺を食らうという真剣勝負は幕を閉じ、お会計を済ませた。けどもまぁそこでも一つ乳乗せを披露してくれましたわ。お釣り渡す時。

信じられないくらい興奮するラーメン屋、そこで俺は戦場で戦う女たちの野生の本能を見たのだった。

あと一つ思ったのだが、こんなどうしようも無い日記、メジャーになったら間違いなく書けないって思った。真剣に


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