家が火事に

2003/01/29

今日は家に帰ったら異様に疲れてたんですよ。

テスト期間だから?って言ったらそうでもない。だって全然勉強してませんから。むしろテスト期間を利用して午前中とかからアルバイト入れてるんですよ。全く勉強しないね俺は。

テストとかやってるんですけど、別に成績とかに影響もないらしいし、だからといって後で回答が帰ってくるわけでもないから最低限だけやって寝るんですよ。テストの中身だって最低限書いたら後は答えわかってても寝る訳ですよ。マジでやる気無い俺は。

もっと人生で役に立つような。なんかこうね、年取って孫とか生まれた時に誇らしげに語れるような楽しい知識を学校で教えてくれるならまだしも、憶えてたってその場しのぎで生涯使うこともないような無駄知識をその場誤魔化しで覚えたくないんですよね俺は。本当に知りたいことを知っておくべきですよまったく今の教育は俺の体にあわねぇ

英語だって覚えたかったらアメリーでもオーストラリアンでもどこにでも行って半年くらいしたら憶えられるもんなんだし、国語だってこうやってTEXTでも何でも書いたら必然的に憶えちゃうんですよ。遠まわしに机に座って何が楽しいんだか俺にはわからん。

まぁそんな屁理屈言ってたら受験生の読者から怒りのメールを貰いそうなんでそこそこに控えて、テストとかアルバイトとかHPの更新とか全く関係無しに疲れてたんですよ俺は。

ミステァドーナッツとロォソンを掛け持ちしてアルバイトに励むような俺がこの程度で疲れを感じるなど本当にありえない。この程度で疲れていられない。しかし何かが溜まってたんだろうね。家に帰ったらぐったりだったわけなんですよ。

今日はアルバイトが無い比較的自由な日。疲れを抱いてた俺なんで即寝ようとか思ってたんですけど、腹が減ってる。なんせ今日はバイト無いのわかってたから朝飯なんか食っていない。間違って朝一時間も早く目が覚めて余裕なんかいくらでもあったんですが、バイトもないのに飯を食うのは何故かもったいない気持ちになったんですよね。

ああ、だから俺はいつになっても「チョコラBB(栄養剤)」と縁が切れないんだな。とか思って台所に向かったんです。いつものように何か適当に冷蔵庫の残り物で料理してやろうと思ったんですが、もうそんな体力どこにも残ってなくて。冷凍食品ですませようってことになって。

人口調味料とかめっちゃダクダクに入ってて体悪そうだけど冷凍の食品を沢山あさって出したんです。油ナベに火をつけて、油があたたまるのを待ってPCに電源を入れたんです。

・・・・目が覚めたらPCを前にグーグー寝てたわけで、天井を見て焦りました。いや、天井が見えないんです。

以前から日記で書いてるように、俺の睡眠力は殺人級で、一度眠りに入るとよっぽどでかいイベントでもおきないかぎり目がさめないんですよね。しかも目が覚めてから意識がはっきりするのに一分はかかるんですよ。それまでの間自分がどこにいるのかわからない状況とかになるんで・・・・

しかし一瞬でしたね。天井の異常さは。ドライアイスとかの域を超えてたわけなんですよ。息ができないくらい苦しくて。台所を見たら油鍋から白い煙がモリモリ上がってて換気扇からはみ出きってました。

あわてて火を消したんですが、本当の危機はここからはじまりました。

油が爆発。

火が台所一体に広がる。

俺も手に油が少しついたんですが、あまりのテンションの高さか、それとも熱すぎたのかまったく痛みを感じなくて。目の前の油をどうにかすることばかりが頭にありました。

「畜生!」俺はなんか洋物映画の男優みたいに叫んでましたよボディーランゲージいっぱいに体つかって言ってやりましたよ。しかし畜生って叫んでも火は消えるわけもなく。

何故か俺は息をかけてたんですよ。火を消そうと。それくらいで本当に消えそうな火ばかりだったんで、すぐに消えるとか思ったんです。しかしそれは逆に裏目にでて、酸素を大量にすった火はさらに勢いを増した。

とっさに目の前の水道の蛇口から水をだしてそこらへんにぶちまけた。そしたらもっとデッカイ爆発がきて火の勢いは天井までに及びました。ここで俺は生命の危機を感じたんです。

冷静さをここになって本格的に失ってました。台所いったいに油が広がって、沸騰した油がぐつぐつ音を立てながら周りに火を散らかしています。死の恐怖でしたよ。

その時目の前にいいものをみつけたんです。消火器代わりにマヨネーズを使うと火が消えるという噂を聞いたんですが、そんなこと誰が保障できますか。ようは酸素を減らせばいいわけですよ。あきらかにサイズのでかい鍋のふたがそこにありました。

それを火の中を潜り抜けて油鍋にかぶせました。驚くほどにピッタリです。冷凍庫の氷をばら撒くと、火の元が消えると同時に回りの火も収まってきました。助かりました。

火災報知器がなりそうなので、急いで家中の窓を開けて家中の換気扇をつけました。意味もなくトイレの換気扇までつけてましたよ。

台所の換気扇はいつの間にか・・・・



こんな風になってました。

なんか見たこと無い金属性のヒモみたいなのがモロモロっと出てきてるわけなんですよね。ありえない。

床は油でギトギトだからセッケンとか使ってブリブリと掃除しまくって、終わった頃には飯はおろか睡眠時間も無いわけなんですよ。


HP開設10000万ヒットの記念すべき昨日と言う日に2〜3ヶ月ぶりネタ帳のネタがからっぽにったんです。俺なんかは気に食わない文章が完成しなかったらポイポイ捨てるといった具合で一日に何個も愉快なネタを捨ててるから一瞬でなくなるんですよ。

だからもうネタきれてもうダメかもとか思ったんですけど、今日思った。俺、ネタ帳なんか無くっても十分人生ネタに溢れてるから全然困らないってスゲーわかっちゃったんです。

もう安心してくださいみなさん。ヒロは嫌でも毎日日記が更新できるようなイベントに満ち溢れた人生生きてますから、毎日更新なんか苦になりませんよ。ネタが無い日には火事の一つでも起こしかねないですからね。


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