発情ということは

2003/01/25

しかしながら最近俺は「エロ」という響きに新鮮さを感じる。

エロなんかもう中学校の最後くらいから三度のメシよりエロな生活が始まって以来、エロって言葉は聞きまくってるはずだ。エロエロって毎日聞きまくる生活なはず。

学校も男子校だし、校舎のどこから「ま○こーーーーーーーーーー！」って叫ぶ恥ずかしい野郎もいるくらいだし、エロなんて言葉に不自由することなんてどこにもありやしねぇ。常日ごろから俺の周りにはエロが存在してた。

もはやエロ無しの生活など俺には考えられない。俺はネットアイドルじゃないからいくらでも言ってやるよ。オナニーオナニーって連呼してやりますよ。俺にとってエロは人生ですよ。そんな俺がエロを新鮮と読んでるんです。ちょっと変ですね。

そりゃ最近俺はオナニーという名のエロを楽しむことがめっきり減った。女性がワキゲ処理をしないといけないのと同じように、男性はオナニーをしないと、もはや学校で授業すらも受けられないのだ。

中学校の最後にその味をしめてから猿みたいに毎日勤しんでた時代もありましたよ。まさに黄金時代。寝る間も惜しんで毎日死ぬ寸前までやってたんですよ。もう今では考えられない。

しかもエロ用品を手に入れる場所がほとんどなかった中学時代、妄想だけで突き通したことが何度あったか。今の妄想力はきっとあの時代に作られたんだと思う。断言しよう。

中学校、いや小学校三年くらいのときからずっと通知簿に毎年同じことが書かれてるんですよね。「ヒロ君はボーっとして人の言うことを聞かない癖があります」って。もう当時から俺は妄想ばっかしてたんでしょうね。バカみたいにガバガバと妄想に勤しんでたんですよ俺は。

だから中学校時代は困らなかった。いっつもクラスの可愛い女の子を想いながら目をつぶり、いつも違うバリエーションで楽しんでた訳ですよ。もう純粋にオナニーってのを。好きな人と喋る勇気すらない俺は妄想しかなすすべは無かったんですよね。

しかし今は？もうオナニーなんかする気力すら残ってませんよ。今月今の時点でもうすでに９万近く稼いでるんですよバイトで。学校行きながら９万。源泉引っかかって税金とか払ってしまうんですよ俺は。それにくわえてオナニーする暇も削ってＨＰの更新なんかしてるんです。いつ楽しめ？って話ですよ。っていうよりそんな力すらも残ってませんよ。

オナニーをしなくなったからエロが新鮮なのか？いやそれでも無い。なんで新鮮なのか？っていいますとね。

家に帰ったら「いや〜ん」って言いながら女性が尻を俺の足に擦り付けてくるんですよ。これ以上言ったら俺を愛する女性ファンが泣いちゃうかな？（ファンなんていねぇよ死ね）けど言うよ。「いや〜ん」っていいながら尻をつきあげてくるんです。俺にむかってバックで求めてきてるんです。

ありえねぇ。とりあえずその尻をグーで殴ってやりましたよ。ゴリって殴ってやりましたよ。死ねっていいたいよ。こんなことしてきやがって。

バイトで「試食品ですお試し下さいませ」って試食品渡したら「試食品だって。哲君あ〜んして♪」って言いながら試食品であ〜んを楽しむカップルも死ねって思ったけど、俺に向かって尻を向けて「いや〜ん」っていう奴ももっと死ねって感じですよ。

いやね、たしかにセクシャルでフェロモンがムンムンでピーチな婦女子がエロいポーズでドッキングを求めてきたなら俺は飛びつきますよ。もう誰にも止められない勢いでしゃぶり付きますよ。でも・・・相手が猫なんですよ。猫。

発情が始まって俺におセックスを求めてくるんですよ。子孫繁栄を願ってバックを求めてくるんですよ。

まず人間の女に子孫繁栄を願っておセックスをおねだりされたことなんて全く無いのに、猫に子孫繁栄のポーズをとられるんですよ俺は。俺は人間以下ですか？

もう甘い声出しながら俺にファックミーって訴えてくるんですよ。「ニャーニャー」って言ってるけど実際は「挿れて挿れて」って言ってるに違いない。

うちにはもう一人、いやもう一匹オスの猫がいるんですよ。でもそいつなんか見向きもせずに俺に求愛してくるんですよ。俺はこのバカ猫にとってバリバリの恋愛対象なわけですよ。今こいつとおセックスをしろとでも言うのですか？

「染色体の数なんて関係ないよ！今こそ産もう！俺の子を！」って粋（イキ）なセリフなんか言っちゃってさ、ネコをバックからワッショイワッショイしたらいいのでしょうか？もうダメだ。いくら妄想最強ＭＡＸ男でもこれだけは妄想できないよありえない。

なんかいつになってもその汚い尻を俺にむけてくるわけなんですね。このバカネコ。だから俺もそろそろ発情なんていうバカげたものに甘んじているこいつの目を一発覚まさせてやろうと思ったんですよ。

パーで思いっきり尻にビンタを入れてやったわけです。めっちゃいい音でましたよ。１００点満点ないい音が。これでさすがにこのバカネコもトランスから目が覚めたと思ったんです。

「いや〜ん」

ネコがあえいだわけなんです。確実に日本語に訳したら「いや〜ん」って言ってた。

ネコが「セクハラよこのダメ主人」なんていうはずがない。第一ネコにまでセクシャルハラスメントと言われるようになったら俺の人生真っ暗だ。怒り爆発でもう一発デッカイのを入れてやったわけですよ。バチコンと怒りのビンタを。

「いや〜ん」

なるほど。ネコのメスってのは非常にＭなんですね。パチコンって叩けば叩くほど「ヒロさんＨしよ」って目になってくるわけですよ。女性がみんなＭ。すばらしい世界じゃないですか。

昔日記でも語ったことがあるんですけど俺ってすごく微Ｓなんですね。微Ｓですよ。自転車の「サドル」を「サドる」と読み違えて勝手に興奮しちゃうくらい微Ｓなんですよ。もうありえないくらい萌えだらけの世界じゃないですか。

しかし相手はネコ。もうなんかがっかりですよ。でもよくよく考えたらこのメスネコ、うちのオスネコを蹴散らして人間の俺を選んじゃったわけですよ。子孫作る相手を。ネコじゃなくてわざわざ人間を選んだんです。えらいませた野郎ですよこのバカ猫は。きっとこいつが人間だったら物凄い女王様系で、そこら辺の男なんか鼻で笑うような非情な女に違いない。

俺はそういう女性は嫌だからもちろんこのメス猫もありえない。猫って時点でありえないが女王様系はもっとありえない。

てめぇなんぞオナニーのネタになるのも１００年早ぇーんだよ！ってキレでもう一発こんどはグーでかましてやりました。もうバチコンなんて１００点満点な音はしませんよ。ゴリって音が鳴ります。

「はぁ〜ん。あふん」

いやこいつ猫の癖して「あふん」とかまたマイナーなあえぎ声だしましたねぇー完璧なＭですな。もう目つきが完全にトロ〜ンとしてて、麻薬なんかやってるような目つきなんですよ。４回殴って初めて気がついた。こいつ殴れば殴るほど俺を求めてきやがる。

叩くことによって快感を憶えるこのメス猫は、人間のありえない力で叩かれた時の快感に味をしめてどんどん恋していくってわけですよ。しかもこの猫、人間の年で言えば丁度女子校生。いい食べ頃な時期なんですな。しかし女子校生は女子高生でも俺は毛物は食えねぇ。人間だったらもう何にも文句無い完璧さだが猫って条件がついただけでもう無理。ありえねぇ

猫に欲情されることによって人間としての人権すらも怪しくなって怒りを覚えた俺はもう最終手段に出た。発情なんてものに甘んじてしまった己の心の弱さを今こそ叩きなおしてくれるわ。このバカ猫め！

グレゴリーアタック！
グレゴリーアタック：朝電車に乗っていると、目の前で少年がヒーロー物のウルトラマンと仮面ライダーが合体したような不思議な人形で遊んでたんですね。日曜の朝にやってるヒーロー物とか戦隊ものに憧れを抱くのはごく普通の事であってなんにもおかしくない。で、この少年が持ってるヒーローの人形が、技みたいなので敵を蹴散らす時に何度も叫んでたんですよ。「グレゴリーアタック！グレゴリーアタック！」って。俺は即座にそれが最強の技だと認識したね。ただの蹴りにしか見えなかったのだが。

もうここまでやったら動物虐待もんでしょ。いや実際は蹴ったというより足でどっかの部屋まで強制送還してドア閉めて入られないようにしたんです。「グレゴリーアタック！グレゴリーアタック！」って何度も叫びながら部屋まで無理矢理つれていきましたよ。こんな姿みて家族はきっと悲しんだに違いない。

でもって妹が寝てる部屋に入れてドア閉める。「すまない愚かなる妹よ。あとは任せたぞ。」そう吐いて立ち去ったんです。それから何時間かたって日記の更新を始めたんですが。

今、こうやってマジメそうに日記書いてるのに横では猫が「いや〜ん」「あは〜ん」って鳴いてる訳です。猫のあえぎ声をＢＧＭに日記の更新をしています。あり得ない。

これを新鮮なエロと呼ばずにしてなんと呼べるだろうか。