ヒロさんがキメ細やかにエロを語る

2003/01/16

なんというかここ最近エロばかりを語ってる気がする。たしかにエロを書いたら順位が上がるけど、そういう順位とか以前に何故か体がエロを書きたがっている。

体が疲れてるとき無意識にアミノサプリが飲みたくなるように、また子供ができたら無意識に子犬を飼ってしまうように、オナニーをしなかったら無意識にエロを求める。もうだれにも俺を責める理由などない。俺は本能的にエロを求めている。

そりゃエロなんか書いても減るもんじゃない。しかしリビングにPCがある俺にとって「オナニー」って打つその1秒足らずのその瞬間に物凄い集中力を使う。おそらくネットカフェでエロサイトを求めるエロネットサーフィンをするより神経を使うと思う。

中学生とか高校生の男だったらわかるとおもうが、エロを親に隠すときってどうも割り切れない思いになる。だって親には少なからずや、俺がエロ本とかエロビデオ類の癒し系商品を持っていることくらい見抜いてるはず。なのに隠すのだ。

たしかにうちの家庭はちょっとアバウトだ。「生理のあと麺類と米を食わなかったら一キロ痩せるんだよ。」などの会話を平気で持ち出すちょっとアバウトな家庭。しかしエロはどうしても隠す習性がある。最低でも本棚に並べるくらいなどのカモフラージュをしてしまう。

俺んちには妹が2人いる。だから余計にエロを見せれない。妹にとって兄貴という存在は常に紳士でなければならないらしく、 親父のいない我が家では俺が変わりに紳士な男性を演じなくてはならない。エロは断じて禁止である。

たしかにエロの話を持ち出すことはあるが、エロ本が部屋に20冊くらい埋蔵されてることなんて口が裂けても言えない。ベランダのカバンの中なんてもう口が裂けても言えない。国家機密だ。

向こうは俺にエロを投げかけてくる。女独特のエロセンスでエロを語る。しかし俺は紳士。あくまで聞くだけ。ちょっと赤裸々そうな顔をわざとしてみたりなんかしてもうお茶目すぎる俺。

そんな家庭で一番俺が苦痛なこと。エロビデオを見るときだ。

リビングにあるテレビをいかに人がいない時間帯に見るのかがむずかしい。今まで借りてきた2本のエロビデオも実際見るに至るまで相当時間がかかる。しかしそんな中で俺は独自のエロビデオスタイルを開発した。

それは純粋にエロを楽しみつつ、そしてエロをすぐに隠しきるすばらしい術。


1.まずは深呼吸。
2.ビデオをゆっくりデッキに入れる。
3.10分くらい進めてから再生。こうしないとビデオ紹介とかで下手に時間を食う。
4.前フリは早送り。本番までイッキに早や送る。いつ帰ってくるかわからないので、一分一分を大切にしないともったいない。
5.ナイーブな気持ちでエロを楽しむ。
6.その時ドアを叩く音が!しかし大丈夫!何度も練習したテクで3秒後にはNHKの「お母さんといっしょ」に早や代わり。
7.玄関に行って鍵を開ける。
8.「鍵閉めるとか珍しいねぇ」って妹に突っ込まれるがそこは軽く流す。
9.最後までエロを楽しめなかったことへの悲しみなどもはや無い。バレないように迅速にデッキからビデオを取り出し部屋に戻す。

※注1:オナニーを始めてはいけません。逃げ遅れますよ。
※注2:もししたかったらプレイの前には絶対に手を洗いましょう。どこぞのオッサンが触ったのかわからないエロビデオ。性病の一つぐらいついてもおかしくない。ビデオは非常に不清潔なのだ。



いま目の前の男ども笑っただろ?いいさ!笑え!笑いまくれ!
俺はこういうスリリングな環境下でしかエロを楽しめないんだよ。


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