Mr.刈り上げ

2003/01/12


すまん読者よ。何も言わないでこれをみてくれ。





あーあこれで多分鰹節読者はだいぶ減ったかも。そうですよ俺の後ろ姿ですよ。マジありえんでしょ。

現役高校生でありながらカリアゲ。刈り上げですよ!マジありえない。こんな高校生今時いない。 いたら我ながら引いちゃうよ。

精進された完璧なる刈り上げ。以前も日記で語ったが、50代以上のシルバー年代の女性にモテるにはこの髪型が理想。よられても嬉しくないよ。なんたってこんな中年ババァにしか受けない非道ヘアーを現役カリスマ高校生のヒロがしなくてはならないのだ。 これを見てちょっとでヒロに恋心を抱いた女子高生もきっと冷めたはず。100年の恋も冷めるよ。(っていうかヒロに惚れる女なんかいねぇよ)

正直クラスで刈り上げしてる高校生も俺だけだ。見事に俺だけ。俺以外に刈り上げなんかしてる奴いない。っていうよりいて欲しくない俺自身も。冬休み入って教室に入っていきなり俺にむかって言われた一言目は「オメェ・・・・何かあったのか?」それにくわえて「スマン。もう俺お前を直視できない」などのまさに人間としての地位すらも危うくなるような発言すらも多い。


言っておくが俺も好きで刈り上げしてるんじゃない。

いやーわかってるよな。言わなくてもそんなことくらいわかってるよ高校生だったら。好き好んで刈り上げなんかする奴いない。高校生だったら絶対いない。

冬休み入る前、俺はもうルンルンだった。毛染め液も買ってきてヒロ冬休みバージョンをする準備しまくっていた。 「お、おめぇ・・・高校生が毛なんか染めていいのかぁ」って言われたら困るが、実際「高校生が毛そめて何が悪いんじゃボケ」って言っても全く筋が通るくらいそこらの高校生はみんな染めてる。染まくってる。だから俺だって染めたっていい。

いや俺はみんながやってるから染めたいとかそんな弱えぇ意思なんかじゃない。高校生ももうすぐ終わる、高校生としてのオシャレだってもうすぐ終わる。オシャレ感覚で純粋に茶髪を楽しもうとしてた。しかしそこに至る前に大きな壁があった。


バイトの規制ね。


茶色はおろか、男は全員刈り上げにしなくてはいけない。今の時代に男子高校生がカリアゲだぞ。ありえんだろ?聞いたことあるか?そんな話。

みんな俺に言うよ。「そんなバイトやめろ!」っとか「身が滅びるぞ。」とか言いまくってるよ。けど俺の意思はそんなもんじゃねぇ。バイトを簡単にやめるような気持ちで受けたんじゃない。入るんだったらやっぱそこそこの立場になってからかっこよく辞表書いて「ヒロがいないから仕事が進みにくいわ。」とか「ヒロ一人消えただけなのに仕事が大変」「ヒロは実はここでは主要人材だったのね」ってくらい言われるくらいの偉人になってから俺はやめる。そのほうが男っぽくていい。

その為には刈り上げなんかしちゃう。上司にちんちん触られるセクシャルハラスメントにあっても俺はこのバイトをやめない。 女先輩たちに死の寸前までいくSM調教されたって俺はやめないぞ。むしろもっとやってくれ、って満面の笑みを浮かべながらセクラハでもSMでもロウソクプレイでもなんでもやってやる。


今回初めて公開する、俺の卒業後の進路を。実は俺プー太郎なんです。

聞こえないなら声を大にしていいますよ。俺の進路はプー太郎です。 フリーターとかそんなかっこいい表現はしませんよ。もうはっきりいっときます。プーです。プーそのものです。

高校まではのんびり高校生を楽しませてくれた我が家だったが、家計に結構苦しんでるらしく大学はおろか短大とか専門学校すらもムリ。ありえないって感じで。それだったら俺が就職しらたいいだろう。っていうよりみんなそう思うだろうな。でも俺はまだ就職したくない。だからと言って遊びたいわけでもない。

俺は将来どうしてもなりたい職業がある。かなりなりたい。それは俺の夢で、それで飯をくっていけるなら一生を捧げてもいい。 しかしその夢の職業はどうしても資格という物が必要になるらしい。

実際職場に入ったらそんなもん仕事だって簡単に覚えられる。英語だって授業で習わなくても実際アメリカでもどこにでも行ったら半年いかないうちにマスターできるんだから技術職だって実際そんなもんのはず。

でもどうも今不況とかそんなんのせいでそういう高校卒業だけの甘ちゃんは入り口にすらも入れてくらないらしく・・・でもって仕方ないからフリーターで授業料の一つでも稼ごうってことよ。一年くらいはたらいて立派な金作って堂々と専門学校入学。奨学金とかそんなものに頼らず俺の金で専門学校に行く。絶対に行く。

そんなわけで熱い魂をもってフリーターを始めようってことで初めたその記念すべき一つ目のアルバイト先でいきなり刈り上げしなかったら首。刈り上げしないやつにやる金なんかない。刈り上げしないやつは男じゃない。とか言われまくった。そこで尻尾巻いて逃げるような人間に一年で150万も貯金できるフリーターになれっこない。刈り上げがなんだ世間体がなんだ。俺はたとえ女に見向きもされなくなってもクラスでかわかわれても鰹節読者に憎まれても俺は刈上げだ。これで俺は男を見せる。

ここでみんなに言っておこう。


刈上げしない男は男じゃない!


あきらかに50歳こえたババ様が俺に接近。そして俺に突然抱きついて俺に言う「ああヒロ。あたしわアンタのことを想うともう胸がドキドキしてとまらないの!」なんていう破廉恥なことを言ってくる。もう俺一人の力ではムリってくらいにムチムチと抱きしめてくるババ様。

次の瞬間タイミングを見計らっていい感じに俺に接吻。もうありえないスピードで。きっと今の彼女は誰にだって止められやしない。 ものすごい勢いで俺の体から接吻を通じて若さを吸っていく。

「ウフフこんどは下よ(ウフ)」とかもう言われても絶対萌えのない年代から絶対言われたくない言葉を頂く。絶対の絶対の絶対に俺のチンポは立たない。申し訳ないがここで逆レイプな展開だけどもう立つことはないからもう抵抗しない。いいよ適当にあしらってくれて。

しかしババさまよほど俺のこの高年齢ババを魅了する刈上げにほれ込んだらしく一週間拉致監禁によるペッティングの嵐。嵐なんてもんじゃないもはや。そんな風に・・・・・・


「ヒロの刈上げ=一週間ババさまに監禁そして調教」

っていう恐ろしい展開がまってるかもしれない。俺が刈上げしただけでこんな求めもしないイベントがまってるかもしれない。しかしそれでもいい。例えババ様のハイカラパワーに押されてチンチンが起立させられることになっても俺は刈上げを守る。刈上げっていう男を守るぞ。


もし街角でな感じの爽やかさムンムンの好青年を発見したら是非とも声をかけてやってくれ。

「漢(オトコ)だなオメェ」っと。
もし本当に発見したならそれは間違いなく俺ですから。


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