朝起きたら。

2003/01/05

朝目が覚めた。いい朝だ。目覚ましを見てOK!10時!バイトまで2時間!完璧だ。って思って歯磨きはじめたら突然いい感じのタイミングで電話がかかってきた。 ちょうど口をすすいでるときだったからもう大混乱。。。電話でなくては。。。。。。。。


「ヒロ君今日バイトだよ。」


バイト先の店主の声が聞こえてる。ってか何言ってんだこの店主 ・・・んなことわかってるって。俺だってバカじゃない。

そりゃこんなバカみたいなHP書いて、ごく平凡なことを書き書きして何にも面白くない人生おくってる。 どうせ文章書くんだったら、PCのモニター覗きながらハァハァ言ってる男たちの為にちょっとくらいは抜けそうな 生暖かい文章書いてもっと世間の高校生に貢献しろよ!って感じだけど、そんな直球なエロ書いたら俺逮捕される。 逮捕だ逮捕!高校生Hな日記書いて逮捕!んでもって次の日のワイドショーなんかで写真つきで「Hな日記Hな日記!」 ってここぞとばかりセクハラまた破廉恥極まりない解説か司会者かお偉いさんかよくわからん人が出てきて連呼しまくる。

話は戻って変な店主だとか思ってみながらシフト時間が書いてあるメモ帳を開く。書いてあった。10時からって誰が見ても読める字で10時って。

電話切ってとりあえずものすごい勢いで走り始める俺。エレベータとかが一階につくまでもの凄い足踏みしながら焦る。はよ降りないかこのクソエレベータめが! 一階についてもうドアが開く瞬間まで足踏み!はよ開け!ドアが開いて正面に2・3人の人がいて足踏みしていたバカな俺に同情の視線を送ってくるというイベントもおきたが、 顔も見えない速度で顔振って逃走。アブねえぇアブねぇ!もうすぐで俺この家に住めなくなるところだった。

駅までものすごいスピードで走る。学校も皆勤だし部活も皆勤。もう文句のつけようが無いくらいの優等生な俺だったがまさか遅刻なんかするとは思わなかった。 しかもよりにもよってバイト。どんな顔あわせてやればいいんだバイトの同僚に!これは人生最大の不覚。

昨日夜遅くまでネットラジオ聞いててもう眠い。死ぬほど眠いはずだが今はそれどころじゃない!! そんなこんな考えてるうちに電車が駅に到着。 おおっと出口に歩き速度の遅い低速バァちゃん出現だ!これはまずい!もうバイトは遅刻確実だが、超低速バァちゃんのもくろみでこれ以上俺の到着を遅くされてはこまる! 意地だ。世間はご年輩を大事にしろと言ってるが今の俺に情けなんて言葉は無い!

超低速バァちゃんの隣をキープ!電車のドアが開いたとたん低速バァちゃんが出る前に俺がマッハで出る。それが一番!・・・・ダメだ! いくらなんでもそれは酷すぎる!

いくら少子化すすんで高年齢多いから一人くらいババ様にババ不幸なことしてもバチあたらないとかそんなことかんがえちゃダメ。ちょっと時間かかるが他のドアから出ることに。偉いぞ。偉いぞ俺!誰が見ても今の俺は 理想の高校生そのものだ。っとか自分に酔ってる暇は無い。急げ俺。

30分遅刻でバイト先に到着。俺が人間らしい生活をするための糧(ざえ)ともいえるこのバイトに遅刻してヘラヘラして入ろうもんなら首切られる。 中に入って大声で言おう。「遅刻してもうしわけございませんでした!」ここで土下座をするのもいいシチュエーションだがもうこれ以上バイトに いることができないことが予想されるのでここは一歩譲って「遅刻してすみません」って言うことに。

中に入って即俺言った「遅刻してすみません」嗚呼、情け無い。なんか回りに先輩とか集まってきたよ女の先輩。可愛い先輩なんかがこういうときにかぎっていい感じにいるんだよな。 「まぁまぁ、よくあるってよーこんなこと位」って回りの女の友達に同意を求める。

もうねぇ。なんかねぇ。そんなこというのやめてよそんな可愛い顔とかしながら。 なんか俺余計にみじめだって。そんな風に営業スマイル以上の満面の笑みとか遅刻した俺にしたら俺痛から。 なんかもう・・・傷口にコーラかけられたみたいな痛み。

そんな可愛い先輩の横を抜けながらこんどは上に行く。そしたらまた女の先輩が出現。「あーヒロ遅刻だぁwまぁそんなこと誰にだってあるってw」いやいやいや。 もういいから!これ以上俺にむかってそんなことを言うな!そんな風に言っても俺全然癒えねぇから!! 中に入れば入るほど女の先輩みんな口そろえておんなじこと言ってくる。

俺の働いてる某ファーストフード店は女ばかり。まぁ某なんて言い方したら失礼!ミス●ードーナツってもう女ばかり。 男1に女5くらいはいるのノリ。

正直男子校だった俺には男子校から女子高の真っ只中に連れて行かれた気分。憧れだった女子校の中身もじっさいはいってみたらこんなものなのか。 っていうより女がこれだけいたら男の立場なんか無い。もうゼロに等しい。女の子が大半を占めるブラスバンド部の男性の辛さみたいなものを知った。

「ヒロ君遅刻じゃん!」「ヒロ次から遅刻するなよー」「ヒロ休み時間延長!」

ああもううるせぇ!なんでバイト先でまで女の尻にしかれるようなマネをしないといけないんだ!全ては女と男の割合に原因があるんだ!!

俺いっつもおもうけど世の中男子校とか女子校とかなくなればいいって思う。 マジもうこういう人間の本能に明らかに反したような学校設立しなくていいから。健全な高校生活を妨害するような男子校女子校なくなればいい。

俺的には男子と女子がちょうど5:5で共存する温かい学校だけあればいいとか思う。でもって俺なんかでも簡単に女の子に出会いを求めれる環境が生まれる。 俺なんかモテるからキャワイイ女の子なんかに囲まれてウハウハ・・・ダメだ。これ以上言ったらやっぱり俺が惨めだ。

いつになっても女子高生の制服とかルーズソックスとかに憧れもたなくていいんだ!男子校のこの苦しみはもうない。解き放たれた! 女子高生が同じ教室で授業を受けているただそれだけで満足だよ。ってかもうそれだけあったらいいよ本当に。 もしそんな環境あったら制服オタとかルーズフェチとか今頃この世にないって。

なんだろうなぁ・・・無いものを求めるんだ人間は。うんきっとそうだ。だから俺女子高生(特に年下)が欲しいとか訳のわからない野望が生まれる。 嗚呼もう男子校女子校死ね!30回は死ね!もう雨の日に授業なんか受けたくないよ臭いから!臭すぎるから!湿った靴下通り越してなっとうできそうな臭い出すのマジでイヤだ。

一度でもいいから共学の野郎が自慢するシャンプーの香りのする教室に入ってみたい。ごく自然にな。


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