鰹節@マンガ喫茶

2002/12/28


家のPCを朝開こうとしたらびっくりプロバイダーストップかかってました。

正直あせりましたよ。俺なんも悪いコトした記憶ないのになんでこんなに犯罪チックになってんのか本当にわけわかんねぇし。オレは確かに微な鬼畜でちょっと犯罪思考はあるがえろサイト覗いたりどっかの掲示板に「キキキキーー」なんて言いながら訳のわからんフシダラナことばを書きまくって喜んだりはしない。女子高生は好きだが荒らしはしないことらいみんなだって分かってるはず。

しかし朝ネットに繋ごうとしたら不正不正って連呼しやがるよこのPC。むかついて飛び蹴りの一発くらい決めてやりたいよ全く。原因はお金払ってないからストップらしい。ここまで貧乏進んだのかこの家庭は。嘆く前にここまで追い詰められた自分が嬉しくて切ないよマジで。

でもって今なけなしの小遣いはたいてマンガ喫茶に来ている。いい値張ってるくせにマウスはほとんど動かないしキーボードもヤヴァイってくらい打ちにくいしおまけに変換なんてすごい性変換、さっきの「飛び蹴り」の変換ひとつシモにしか繋がらない最悪変換まさに絶好の環境。ADSLだかなんだかわかんねぇが回線がもったいない。可愛そうにももったいない。回線腐っちゃうよ。

そんなわけだから今日の日記は字のサイズあんまりいじらないで進むけど許してくださいね。では今日の日記。

今日はバイトが2時から始まるので最低1時には家を出ないとマネージャーのうっぷんに触れる。しかし朝から不正不正と連呼しつづけるPCのすばらしいタイムロスにより1時はとっくに過ぎている。

靴下は無地の白いのを履かないと首です。3回位首にします。っていう数まで指定してくる店主の意地のわがままにより仕方なく白靴下装備でバイトに行くのだが、今日はしろ靴下がない。

弱った、もともと学校でも履かない白靴下を今頃はきだしたのもあってか、白靴下なんというレアグッズは家中探しまくっても見つからない。見つかりやしねェ。

仕方ないのダイエーのセービングのなんか安い靴下でも買ってやろうと家路をでた。でもこの時点15分オーバー。靴下なんか買う暇ないはず。

電車を下りると怒涛のスタート、ダッシュで行けばまだなんとかなるという保証はあった。ダッシュだダッシュ。猛烈な勢いで主婦の間をくくりぬけダイエーの靴下コーナーを目指す俺。なんと誇らしげな姿だ。もうオレのスピードに誰もついてきやしない。

オレの怒涛の走りあってか靴下コーナーへはすぐに到着。靴下のサイズなんてあったのかと初め驚いたが適当にそれらしいサイズを適当に選んでレジに走る。






しかし。





オレの怒涛の走りもむなしく衣服全般コーナーは長蛇の列。前日から待ってますって言わん限りの長蛇の列。長蛇の列なんか電気屋のセールだけにしてくれよって感じに長蛇の列。

しかしここであきらめるわけにはいかない。一人のアルバイターとしても遅刻なんていう汚れ物がついたら昇給も見えてこない。ここであきらめられないって方がむしろ正しいかもしれない。

オレは並んだ。何度も背筋に冷や汗通り足ガタガタに震えまくったが待った。あまりにも遅すぎる列の流れに不安を感じてレジのキャッシャーガール(ただし満40歳以上)を見た。

雑談交えてニコニコと、むしろほのぼのと衣服をたたみ入れる。遅いよ!遅すぎるよ!そんなスピードじゃ明日の日の出まで見えてしまうよ!

すると目の前にいたちょっと禿げな印象のつよい禿げ親父が怒鳴る。「遅いよあんた!」ってキャッシャーガールに向かって叫ぶハゲ。ハゲは顔を赤いっぱいにしてキャッシャーを怒鳴る。

ようやく自分の置かれている状況に気がつくキャッシャー。ハゲはしばらく違う方向をみてごまかす。さっきより列がだいぶスムーズに処理される。OKこれなら間に合う。

急ぐキャッシャーと怒りのハゲのおかげでなんとか靴下をゲット。走る俺。さっきより何百倍もタックル感を増して走る俺。買い物を楽しむ主婦をいい感じによけて、っていうより避けさせて走る俺。

ダイエーをでてさらに走る。恥ずかしくない!むしろオレを見ろ!そしてオレを避けろ!と言わんばかりに猛ダッシュ。

途中でエスカレータに差し掛かった。もちろん追い越し専用の左側を走ったのだがここで再び第二の事件!






邪魔だバカップル(怒)





まず端による習性をしらないバカップル。エスカレータ一いっぱいに広がるバカップル。自分と愛する人しか見えてないバカップル。どけ!どけよバカップル!!貴様のような奴らにオレの昇進を汚されてたまるか。

たいていこの場合道をふさぐのは女側。男はこういうときは意外と素直に右の急がない人専用のポジションにいるのだが、女はこういうときの根性だけはもうふつうじゃない。愛する人の隣に行くためなら社会を敵に回そうとアメリカ大統領を敵に回そうとおかまいなし。

おもわずその後ろ髪を引っかきまわしたくなるうっとおしさ。ダメダメ!今年もやっともう少し!来年という年を気持ち良く迎えるためにも今年を汚してはいけない。耐えろ!耐えるんだヒロ。

もう舌打ちを20回はしただろうか。男のほうはこっちに気がついてるが女は知らん顔。本当に熱いぜバカップル!

やっと自分の罪に気がつく男側。女を自分のところへ寄せる男。偉いよ!偉いよ男!あんた男の鏡だ。しかしなぁ・・・・





2人の距離が近くなっただけ




通れないって!むしろ距離が近くてちょっといい感じムードになってるそこのバカ2人が腹立たしい。無理やり強行突破を計るオレ。

上手くいった。見事バカップルを粉砕。。。っては嘘だがやはり2人の距離もっと近づく。まぁそんなことはどうでもいい。バイトへ急げ。
フィニッシュ。最期の大通りを抜ける。ようやくバイト先に到着。しかしなかなか自動ドアが開かない。間抜けにもセンサーを見ながら軽いステップをふむオレ。情けない。本当に情けないが、本来歩いてくる人用に設定された自動ドアは走って来た人には反応しない。

あと20秒のところで見事到着。いやースリルあって楽しかったよ。オチ?そんなもの書きたくない。こんなうちにくいキーボードでオチを考える余裕なんかない!言い訳だろテメェってまたメールもらっても俺は知らない。


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