無知な恋愛。

その1


2002/12/15


本当にどうでもいい話です。 本当にどうでもいい話なんですみなさんには。 本当に今回の話にかんしてはクリック数稼ごうなんて全く考えてません。 しかしこんなに大きな事件は人生初めてです。
やっと気分も落ち着いて正常に更新作業もできるようになったんで書きたいと思います。
はっきり言って駄文です。聞きたくない人はきかなくて結構です。
こんかいの話なんですが、









人生最大の失恋をしました。









一年付き合ってた彼女と別れました。もう心臓を抉り取られた想いです。
半分ヘタレっぽく聞こえるかもしれない。だからこそ本当に聞きたくない人はきかなくて結構です。 しかし書かせてください。 この想いを。 書いて少しでもみんなに伝えたいです。
この始まりは丁度高校1年から始まります。


俺は中学校の時、はっきり言って全く勉強しませんでした。 テスト前に教科書を開いたことなんか全くありません。 しかし、この時代せめて高校ぐらいは出ないといけないと言うことで俗にいうバカ高校ってとことに通ってます。 本当にバカです。頭が低いです。俺含めて低次元な世界そのものです。
そんな学校でも行かしてくれた親には本当に感謝してます。
勉強しなくてもよっぽどのことが無い限り赤点はつきません。そんなことよりもっと危険なのはヤンキーたちでした。
本能のままに生きる彼らは、喧嘩など日常茶飯事。力だけでクラスを統制してました。
当時の俺はセンター分けにテンパー。おまけにデブという最高のオタクでした。まったくオタク系の楽しみを知らないのですが、見た目がオタクなのでオタクオタクと言った感じでからかわれていました。
まぁコノ程度は序の口なんですが、見た目ひ弱そうなオタク・・・パシリとかあったんです。まさにイジメの格好の相手といったところでしたよ。ここまできたら人生に楽しみなんて物はありませんでした。

そんな俺に事件が起きたのは1年と2年の中間の春休み。














男に惚れました。












まぁ勘違いすることはないと信じてますが、けっして性的に憧れを抱いたわけじゃありません。
よなかに自慰のときに格好の「おなペット」になったとかそんないやらしいことじゃないですよ。なんというか理想の男像ってものが芽生えたんです。
かっこいいって本気で思う人でした。見た目はたしかにちょっと不良入ってるんですが、全然不良みたいなイメージが無いんです。むしろさわやか系でいい味が出てて。。
「こんな男になってみたい!!!」
その日から俺は変わったんです。まず不清潔にのびきった髪の毛を切って、似合わないくせにワックスとかつけて、服なんか親任せだったのにいきなり自腹きって買いまくって。完全に無縁と思われていたファッション雑誌まで気がついたら熟読していました。
毎日ちょっとだけ早く起きて似合わないワックスをつける日々にもようやく慣れて、眉毛のそりすぎもだんだん無くなった頃に丁度2年生の新学期がスタートしました。もうなんか一瞬で2年がやってきました。
まず俺は不安でした。
自分をここまで目立たせたことも無く、そこまで自信ももてず。
教室に入った瞬間自分だけが浮いている。そんな風に考えてしまいました。
「自分にワックスなんか似合わない。絶対ダサくてみんな俺をバカにしている。。。」そう思ってずっと下向き加減だったとき近くの友人がしゃべりかけてきました。 もう普通に接してきて、テンションあがりまくり。
そんな中俺は誤って吐いてしまいました。「俺1年の時めっちゃセンターでテンパーで・・・」もう全て吐ききりました。 もう終わった・・・そんな時その友人は言ったんです。「全然そんな風に見えへんし!オタクってたんか!」
ちょっと自信沸きました。
結構気にしていたオタクっという俺への戒めの肩書きが消えたんです。
自分という人間をドンドン改造していきました。
まず大人し過ぎる性格を明るい性格へと改善させようと試みました。はっきり言って、現時点では一日何言喋るかわからないらいヒッキー性を秘めた性格をしていました。かなり女の子とかに、中学時代はよくバカにされていました。
しかし!
もう俺にオタクの肩書きなど無い。自分に自信がついて、「良く喋る人」の称号が与えられました。これでよかったのか(笑)












女に惚れました。












部活関係で知り合った女の子にぞっこんです。今まで自分に本当に自信がなかったのは事実。こんな自分をどうせキモがってるんだ。告白など無駄だろう。 そんな風に考えていた昔自分。しかし今、修羅場が来ました。自分でもキモいと思っていたその昔の心を振り払える瞬間です。
なんども妥協したんですが、ダメもとにぶつかってやろう・・・自分でも信じられないくらいです。そんな風に前向きに考られるようになったのは。
自分はもう「過去の自分でも自分がキモいって思うような微男」ではない、「女と堂々と接することのできる立派な男」だ!
クリスマスの日、その人を誘い出しました。













OKが出ました。











初めて女の子とデートです。一年前の自分では到底考えられないような事件です。クリスマスにデート。その日までは毎日がルンルンでした。
以前にも話したんですが、俺は女の子が苦手で話ができないタイプです。それを引きずったまま男子校に来たので、数年ぶり久しぶりの女との接触とも言えます。
デート当日、かなり綿密に計画たてていきました。・・・が無駄でした。結局即席に耐えないと本気で無理です。女と話せない俺は黙ってばかりで全然会話が成り立ちません。 はっきり言って最悪のデートです。
・・・でも最後に。俺は人生最大の勇気を使いました。
女の子の手を思い切って握りました。今までこんな勇気を出したことがあっただろうか?頭の中の沸点が超えて、もう何を考えてるのか自分でもわかってないくらいです。 もう寒さを感じる感覚すらも消えてなくなってます。
しかし初めて触った女の子の手に柔らかさには感動しました。もう世界中のどんなチーズケーキよりも柔らかいと言ったところでしょうか。 小さいてに入る力はほとんど無くって、俺が握らないと崩れてしまうようなそんな感じでした。
ついに俺にも爽やかな青春ライフがスタート。まさか恋ができるとは思ってもいなかった。 本当に一生女とは縁が無いのではないか?って正直心配してたくらいです。高校一年のとき部活の影響で体重が10キロ痩せて夢の50キロ台となって着れる服がわんさか溢れています。
やっと一丁前にお洒落して恋愛して・・・といったところでしょうか。
かなり恋愛に燃えていきました。
付き合い始めは本当に良く燃えます。
ありえないくらい燃えてくれます。
ほっといても勝手に燃えてくれます。
体を重ねるのに時間は要りませんでした。16才の最後俺は初めてしました。しかし、















これは大きな失敗でした。













つづく。









その2


2002/12/17



オタッキーで自分が大嫌いだった過去、そんな俺も今は一人前の高校生として恋愛している。 ワックスだってつけてるしオシャレだってする。以前の俺とは全く変わってます。正直顔にはこの世にないくらいの酷さって言えちゃうくらい全く自身がありませんが、 「恋愛をする」ただそれだけで、自分にものすごく自信が持てました。
「恋愛は人を変える」っという言葉はこのことだと深く実感した。しかしその分だけ大きな壁もあります。
燃え上がる恋愛。普通の高校生の恋愛だったらやっぱり最後は行き着くんです。性行為に。
お互い経験もなかったせいか、半分興味的な物もあったのかもしれません。ただお互いなんか燃え上がるような物を求めてたんです。 普通にそれは終わりました。そりゃまぁ良かったです。Hが気持ちよくないって言ったらそんなもん人間を疑いますよ。 子孫を残す大切な儀式なんですから。
しかしこれは大きなミスでした。本当に大きな失敗です。














燃え尽きた。














男の本能みたいな物を疑いました。男ってHしたあとこんなにも虚しくなるんですね。 ついさっきまで「大好き大好き」って騒いでた目の前の女の子がそんなにどうでも良く感じるんです。 多分一度経験したことある男性ならこの気持ち少しくらいは理解していただけると思うんですが、一回Hするとなんか恋愛の残酷さみたいなのがチラッっと見えるんです。 彼女はすごくニコニコして嬉しそうに俺の顔を見てるんですが、好きって気持ちがちょっと落ちてる俺にはなんかどうでもいい感じになってきて仕方ないんです。
おそらくこれは男の本能なんでしょう。
家に帰ってからかなり真剣に悩みました。なんで好きって気持ちが少し落ちてしまったんだろう。愛する気持ちが半減してしまったんだろう。でもこれは恋愛の最後の行き着く場所ってことなんでしょう。結局Hが最終地点だった。っということ。 もしかしたらもう彼女を好きではなくなってしまうのだろうか。 だったらHなんか最初からしなかったらよかったのに。
不安で不安でたまらない中また彼女に会ったんですが、以前のように可愛くは見えませんでした。男ってのは不思議な物で好きって気持ちが強ければ強いほど女がすごく可愛く見えるんです。本当に不思議です。男の本能って。・・しかし今目の前にいる彼女はそんなに可愛く見えません。 やはり恋愛感情は冷めてしまったのか?そう思ったとき彼女は・・・・・


















泣いていました。














離れたくない!離れたくない!ってなんどもすがって泣いてました。この瞬間再び胸のなかでスイッチが入りました。これが本当の恋心だと。 泣いて抱きついている彼女を見て再び俺は恋愛が始まったんです。以前も言った涙フェチ(過去日記よんでくれ)も、このときから始まったのでしょうか。 恋愛感情は復活しました。もう結婚していいってぐらい燃えてました。



夏休みの頭でした。部活が忙しくってなかなか彼女の相手をしてやれませんでした。それでも彼女は何の不満も見せず俺のそばにいてくれました。・・・・が、最近様子が変です。 薄々嫌な予感はしていました。なんか気持ちが離れていくのが良くわかったんです。彼女は自分から自白しました。「浮気してもうた。」
ショックでした。余りの寂しさに何故か他の女性に手を出していました。俺も彼女を半場捨てていました。 どうでもよくなったというか。いらなくなったというか。。しばらく2人は全く違うところに気持ちがあって。。。。家に3日位帰らない日もあったし、 メールの来ない携帯だと何度も壊そうとしたり。やっぱり俺は彼女が好きです。情けない男ですが、彼女をあきらめることができません。 京都弁で笑い方が可愛い彼女の声がどんどん自分の中で処理できなくなってきて。悲しすぎて。寂しすぎて。
家を出て3日目の昼、友達の家から帰る途中で携帯が鳴りました。
やはり彼女です。
電車の中だったので、途中で降りて駅で話しました。彼女は泣いていました。あのときのように声を震わしていました。
押し寄せる恋愛感情が俺の胸をはりさいたです。なんでこんなことしてるんだろうか?って。彼女はさりげなく言った。




















嫌なら捨てていい。やり直してくれない?












・・・・ピキッ。(何かが切れる音)




「嫌ならいいってなんやねん!」











「俺なんか簡単に捨てられていい男なんか?」










「お前簡単に別れていいんか!コラ!ムカつくねん死ね!」
















自分の言ったことにすごく後悔。どうも怒りが限界を超えると「死ね」って言う癖があります。 ちょうど反抗期の時も親にむかって「死ね」って言ったことがありました。両方に共通していえることはやはり後で自分の言ったことにかなり後悔します。 彼女に向かって「死ね」って言ったんです。この世で一番の最低彼氏でしょう。








つづく




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