くしゃみ降臨の儀式

2002/11/06


今日は昨日ソファーで寝たせいでやや風邪気味でした。

風邪って言ってもそこまで酷いものじゃないんですけどね。


朝からトイレで水みたいなアレと戦ってただけですよ。

ほんとうに大丈夫だから。

俺マジ大丈夫だから!

心配してくれなんて絶対言わないよ!

マジ元気でピンピンしてるから!!




「ヒロ大丈夫??」なんてこと掲示板に書き込んで欲しくないからね(涙)





まぁ風邪もその程度ならかまわないんです。

吐いたって、ぶっ倒れたって

気絶したって、咳混んだって平気です!


多少のことで俺はへこたれません。


でもどうしても無理なのがあるんです。







−朝−

眠い目を擦りながら休み時間を過ごしていた。

朝からの風邪もあって腹がちょっと痛いです。






「起立」





隣にいるHR委員が言った。

先生が来たようです。

俺も席を立とうとした。

その時!!!!!







先生「えぇ〜。。まだ立つなよ!!」






慌てて座りなおしました。

日番が黒板を消し始めました。

黒板の字が掃除されていないらしく、

先生は挨拶をやめさせて黒板を掃除させたようです。

たまにいるんですね。

こういう細かいことにこだわる先生が。

別にそれはかまわないんですが、

すぐ挨拶始まると思って席を立つのか立たないのか微妙な空気椅子をしている人がいます。

結構辛そうなんではやく「起立」と言ってやって下さい!







「起立」






今度こそ起立された。

今回は先生が言ったので確実である。

やっと授業がはじまりそうです。

腹も痛いし今日は寝てたいです。

しかし今日は小テスト。

そんなことを言ってる暇はなさそうです。

みんなも席を立ち始めてるので、

俺もそろそろ立とうと思った。


・・・その時だった。








アレが来た。









俺のアレはものすごく汚い!

その汚さは男子校という隔離された世界で徐々に成長し、

感染範囲は中学生の半径1メートルから半径2.5メートルにまで成長し続け、

その上風邪というウイルス効果付きだ。


発射のエネルギー補充も5秒以上という異常なタメもあり、

発射時にでる空気に混ざる混入物は並ではない。






くしゃみ。






口を押さえるにも危険だ。

ティッシュを使うようならば4枚重ねても軽く貫通し、

手で押さえるようならば発射時に出された混入物が手のひらを被う。

人の服になすりつけようか?

いや、俺のくしゃみは並じゃない。食らえば精神異常間違いなしだ。






危ない。






俺は壁に走った。

壁に発射して危機回避しようという計画だ。

くしゃみの波がどんどん押し寄せてきました。

ついにくしゃみ発射のときです。

くしゃみ気持ちいいです!

俺のは特大だから特にくしゃみ後の悦びはやめられないです。

さぁいよいよくしゃみの瞬間です!!



はっ


はっ


はっ


はっ


はっ





はぁ〜〜〜〜っ!!








・・・。

あれ?

なんで「くしゅん」の部分がないの?

解き放たれない鼻のムズムズ・・・・

切ないくらいに残るストレス。

やるせなさ。



・・・なにこれ?

え?ナニコレ??


頼む俺にくしゃみをさせてくれ!!


くしゃみが出そうで出ない。

嗚呼!!またストレスが貯まる!

明るい物を見てもダメだ

鼻をこそばしてもダメだ!!

何をやってもダメだ!

助けてくれ!


俺にくしゃみさせてくれ!!


そこまできたらもはや腹痛なんかどうでもいい。

小テストなんかやってる暇じゃない!


こんなことになるくらいなら死んだほうがましだ!



今から礼をしようとしている周りの席の奴が俺を見て笑っている。

なんだこの赤裸々は。

テメェこれは見世物じゃねぇぞ!
































後で考えれば考えるほど恥ずかしい。



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