最新の機械

2002/11/05


のどが渇いた5時間目の休み時間。


こんな冬なのにのどが渇くのはおかしい。

しかしノドが乾いたのには仕方ないです。


食堂の販売機に行くことにしました。


食堂の販売機はペットボトル150円、カップジュース80円です。

ペットボトルのアミノサプリ(150円)を体が求めています。

財布の中をなんとなく覗きました。










590円









え?足りてるじゃん!

っとでもこの読者は感じただろう。


全然足りてません


590円もあったら確かに150円のジュースを買えますね。

今時幼稚園児でも計算できてしまいますね。

では、なんで買えないのか?


いや別に欲しい漫画があってそれ買うから無理とか、

金借りてて返さなきゃいけないとかそんなんじゃないんですよ。

この・・・販売機・・・・・・・・










最新すぎて「新500円」が通らないんです。









現代の学校の最先端を走るこの学校。

新500円はもはや鉄くず同様です

旧500円を本物と崇めるこの学校では、

たとえ590円でも所持金90円扱いってことになります。

しかたない、

「カップジュースにしよう。」

並んでた列を変えて、

カップジュースの列に変えました。


あと一人で順番が回ってくる。

その時、前にいた人はこっちを見て、

いきなり訴えてきました。








「こんな寒い季節、やっぱりホットカルピスだよね!」







はいはい、

わかったから早くどいてくれ!

俺はのどが渇いて死にそうなんだ!

それとも販売機の使い方わからないのか?


前の人は俺に促され、

スイッチを押そうとした・・・・・・・

・・・・・・しかしやっぱりやめた。


そしてまたこっちを見てきた。

「(いいから早く選んでくれ!)」

そんな俺の心の叫びも虚しく、

彼はもう一言吐いた。










「でもホットカルピスってさぁ・・・アレッっぽくない?」








・・・・・・・・。


死ね!

俺は一言そう言った。

これだから男子校は嫌になってしまう。

正常な紳士である俺にとってこのノリははっきり言ってウザい。

黙ってその人の販売機のホットカルピスを押した。

セクハラもその程度でおさまるだろうと思った。

無駄だった。









「いい勢い♪♪」









・・・。

もういいから・・・


たのむから早くどいてくれ!!


そいつを無理やり追い出し、

強制的に待ちに待った俺の番がやってきた。


やっと飲み物が飲める、

目の前の販売機を見て俺は涙を流した。











「ミックスドリンク機能」









そんな機能いいから、


さっさと俺に何か飲ませろ!


説明をみると、

2つのドリンクをチョイスして1つのドリンクにできる機能のようです。

たしかに普段の俺ならこういう無駄な機能にはかなり熱いですね!

でも今の俺にとって無駄も無駄!


っていうより、


そんなもんはファミレスのセルフサービスのドリンクに任せときゃいいんだよ!


とりあえず、

ファンタオレンジ+カルピスウォーターだ!!


スイッチ同時押し!!



「ピッ・・・」



ドリンクが発射されました。



ピッピッピ・・・・



完成です!!!

長いたびだった!ついに俺は飲み物を手にした!

さっそく味見!!




ゴクッ・・・・・




ふぅ・・・

ってかコレ


「普通のカルピスじゃねぇか!」


炭酸を飲みたかった俺に怒りを与えた。

どこにいったファンタは!


よくよく説明を見ると、

一つ目の商品のボタンを押した後に、

混ぜる飲み物を押すらしかったのです。



騙したなテメェ!


明らかに説明が書きを読んでいない自分が悪いのに、

キレて販売機をどついた。

・・・・手の方が痛いです。




っていうかそもそも、

俺にそんな複雑な機能を利用させるから悪いんだよ!

説明書きが俺は大嫌いだ!

PCの説明書だって開いたこと無いんだぞ!


説明書がついている食い物も大ッ嫌いだ。

だって俺。


今までに一度も、



パンでプティング一度も完成させたことないんだぞ!


時代に遅れる自分を、ここに感じた。



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